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交通事故死者数の推移

1.状態別交通事故死者数の推移


状態別に、昭和54年以降の交通事故死者数の推移を見ると、以下のような特徴が見られます。


(1)自動車乗車中の死傷者については、昭和63年以降シートベルト着用率の低下、致死率の高い夜間自己の多発等により急増しています。


(2)歩行中の死者数については、昭和60年以降増加傾向にありましたが、平成4年は減少しました。


(3)自動二輪車乗車中の死者数については、平成元年以降現象に転じていましたが、平成4年は増加しました。


(4)原動機付き自転車乗車中の死者数および自転車乗用中の死者数については、多少の増減はあるものの、ほぼ横ばいの状況にあります。


2.年齢層別交通事故死者数の推移


年齢層別に人口及び交通事故死者数の推移(指数)を見ると、15歳以下の年齢層は、人口の減少以上に順調に減少傾向が続いているのに対し、25歳から64歳までの年齢層は微増、16歳から24歳までの若者および65歳以上の高齢者は、人口の増加を大幅に上回っています。


次に、近年増加が著し自動車乗車中の交通事故死者について、年齢層別に昭和54年以降の人口10万人あたりの数の推移をみると、以下のような特徴が見られます。


(1)16歳から24歳までの若者が、他の年齢層に比べて、圧倒的に多くなっています。


(2)65歳以上の高齢者は、運転免許保有者数の著しい伸びに伴い、昭和54年と比べて2.9倍に増加しています。


(3)シートベルト着用の有無別死者数


自動車乗車中の死者についてシートベルト着用の有無別に見ると、非着用の死者数は、3678人で、前年に比べ増加(101人、2.8%)しています。


特に、16歳から24歳までの若者の非着用の死者数は1369人で、全非着用の死者数の37.2%を占めていますが、前年に比べるとわずかに減少(12人、0.9%)しています。


昭和61年11月から一般道路における自動車前席乗員にシートベルトの着用が義務付けられましたが、62年以降着用の死者数が横ばいであるのに対し、非着用の死者数は年々増加しています。


また、シートベルト着用調査によれば、近年着用率は徐々に低下していますが、平成4年は若干の増加が見られます。